【スウェーデンの留学】メリットデメリットと体験談!
Hej! Fika Travelogのさくらです!
本記事では交換留学を1年間経験した筆者がスウェーデン留学のメリットデメリットを実際に体験したことを基にご紹介します。
留学先をスウェーデンにしようかと迷っている方、留学が決まった方、スウェーデンワーホリ予定の方などの参考になるかと思うので、ぜひご覧ください。
・スウェーデン留学のメリットデメリット
・体験談
・スウェーデン留学に向いてる人
・留学関連のサイト
スウェーデン留学メリットデメリット
早速メリットを4つご紹介します!
メリット①英語授業を受けることができる&スウェーデン人の英語力が高い
スウェーデンの大学や大学院の授業を英語で受けることができます。
英語で開講されているコースでは、ヨーロッパなどの世界中から学生が学びに来ています。
筆者の観点にはなりますが、英語を第二言語とする学生が多いイメージがあるので、英語が第二言語の私たちにとっては比較的英語へのハードルが低いというメリットがあります。一方、ヨーロッパの国々の学生は母国語のなまりが強い人もいるので、英語が聞き取りづらい時もあります。
英語能力世界ランキングによるとスウェーデンは非英語圏の111カ国の中で6番目に英語能力が高いです。
筆者も50代くらいのスウェーデン人と話したことがありますが、英語がペラペラでした。1年生活してきた中で英語が話せない人に出会ったことがなかったので、英語がほぼ通じると考えても大丈夫でしょう。
メリット②比較的安全である
近年の世界情勢により、スウェーデンも数年前よりかは少し治安が悪くなってきているようですが、
普段から荷物を放置しない、何があってもすぐに対応できるようにするマインドを持っていればあまり、問題は無いと思います。
筆者は、ストックホルムに何度も遊びに行っていますが、ひったくりなどの被害にあったことはありません。
油断をしなければ危険な場面に遭遇することはかなり低いと考えられます。
メリット③授業のスケジュールに余裕がある
これは大学や専攻によって異なるかも知れませんが、学生ビザの発行される最低限の単位(30ECTS)分の授業を履修していても毎日授業があるわけではないのでスケジュールに余裕ができます。
筆者は、30ECTS分の授業を履修していますが、授業は1回2時間程度で週に2~4回です。
なぜ授業が少ないのか、スウェーデン人の友達に尋ねたところ、自主学習の時間を大切にするためじゃないか。と言っていました。自由時間が増えれば、その分、自主学習を進めたり、街に出てスウェーデンの自然や町並みに触れる機会がたくさんできるかもしれませんね!
メリット④他の国へ気軽に旅行ができる
他のヨーロッパの国々がとても近いので簡単に周遊旅行ができます。
ライアンエアーなどの格安航空を使えば、往復1万円以下でヨーロッパ各地に行けたりします。
また、格安バスのフリックスバスなどもヨーロッパの都市同士を結んでいるので安くかつたくさん旅行したい人にはおすすめです。
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次にデメリットを4つ紹介します。
デメリット①日本と比べて物価が高い
一般的に北欧は物価が高いので、食費や住居費は高くついてしまいます。
とはいえども2倍まではいかず、肌間では1.5倍程度なので、節約を意識して生活をすればそれほど大ダメージではありません。
しかし、外食に関してはかなり高いと感じます。筆者は夜にレストランでホールピザとカクテル1杯を注文したのですが、3500円くらいでした。
日本だと2000円もいかないくらいなのボリュームと質だったので、本当に驚きました。なので、外食したいけど、費用を抑えたい場合には昼に外食することをおすすめします。
デメリット②英語は通じるが、基本はスウェーデン語
先ほどのメリットにもあるようにほとんどの人が英語を話せますが、部屋を一歩出るとすべてがスウェーデン語になります。
しかしスウェーデン語と英語は若干似ているので、見ると大体これかな~と分かるときもあります。
まほとんどのホームページなどでは言語設定で英語に切り替えられるようになっていることも多いので、交換留学などであればスウェーデン語の心配はほとんどいらないかと思います。
しかし、礼儀として簡単な挨拶程度は学んでおいた方が良いでしょう。
デメリット③冬は寒い&日没が早く日照時間が短い
スウェーデンの冬の外は本当に寒いです。冬の寒い時期にはマイナスを下回ることは珍しくありません。
建物の中は基本暖房が効いていてかなり暖かいので寒がりな人でも比較的快適に過ごせます。スウェーデン人は部屋の中だと半袖を着ている人もいます笑。
しかしここならではの雪や寒さで楽しめるアクティビティもあります。筆者は、友達とそり滑りや、ハスキーライド、オーロラ観賞を楽しみました。
スウェーデンは北に位置しているため、夏は日照時間が長く、冬は日照時間が短くなり太陽がでることが珍しいです。
そのため落ち込み気味や鬱っぽくなってしまったりする方もいます。そのためビタミン剤がスーパーには数多く置いてあります。とはいえ全く太陽が出ないわけではないので、ビタミン剤の摂取や太陽が出ているときには外出をすればさほど心配ではありません。
デメリット④地方だとアミューズメント施設や観光地は少なめ
食材や服、IKEAなどの家具屋さん、などはどの街でもあると思いますが、首都のストックホルムや第2の都市ヨーテボリなどの大きな都市以外は観光施設や日本のようなアミューズメントパークは少ないです。
ご自身の興味や、立地も考慮して学校・大学を選ぶことが大切だと言えます。
メリットもデメリットも表裏一体なのでご自身の性格や興味に合わせて選ぶのが一番だと言えます。
スウェーデン留学体験談
筆者が1年間交換留学をして個人的に良かった点や驚いた点を厳選して3点お伝えします。
その①自然が豊かでリフレッシュできる
スウェーデンの壮大すぎる自然や動物に驚きました。
オーロラが見えたり、森がすぐ近くにあったり、高速道路をバスで走っていると、窓から見える草原に馬がいたり、、、などと日本とは全く異なる自然を楽しめました。
北のラップランド地方に行くと、ハスキーライド(犬ぞり)を楽しめたり、アイスホテルなどがあり自然を感じることができます。
街中にもたくさん自然があったり、川沿いにはカモなどもたびたび見られます。
その②家や建物が魅力的
スウェーデンの赤い一軒家はとても個性的で可愛らしいです。
冬は寒いので、人々は家の中で過ごす時間が長く、家具なども充実しているのでかわいくおしゃれなものを使用している家が多いです。
家具好きの方にはうってつけですね!
町並みもヨーロッパのかわいいかつおしゃれな外観が合わさってとても素敵です。
その③驚いたこと
スウェーデンならではのユニークな光景を見た&経験したのでシェアします。
・男性の育児参加意識への高さ:お父さんがベビーカーを押しながらランニングをしている、お父さん同士が子どもをつれてカフェでお茶をしている
・オンライン化がかなり進んでいる:電車やバスのチケット、スーパー、カフェ、郵便などほぼすべてがオンライン決済などで済むようになっているので驚きました。
・スウェーデン人は日本人と若干性格が似ている:少しシャイな部分、親切、時間通りに進める特徴は似ているので、生活しやすいと言えます。
スウェーデン留学に向いている人
- 時間に余裕をもって勉強したい人・自主学習ができる人
- 多様性の中で勉強・生活したい人
- スウェーデンの自然や街、文化に興味のある人
- 他の国にも旅行してみたい人
スウェーデンの大学に少しでも興味のある方はぜひご覧ください<<【2025年最新版】スウェーデンの大学ランキング・学費・生活費・英語要件>>
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まとめ
メリット4つ
- 英語で授業を受けることができる&スウェーデン人の英語力が高い
- 比較的安全である
- 授業のスケジュールに余裕がある
- 他の国に気軽に旅行ができる
デメリット4つ
- 日本に比べて物価が高い
- 英語が通じるが基本はスウェーデン語
- 冬は寒い&日没が早く日照時間が短い
- 地方だとアミューズメント施設や観光地は少なめ
いかがでしたでしょうか?
この項目に一つでも当てはまった人は留学候補に日本とは違うユニークな文化をもつスウェーデンを入れてみてはいかがでしょうか?
日本にはない経験をする事で新たな知見を得ることができ、人生の幅が広がります。人生の中で忘れられない経験になることは間違いありません!
皆さんのお役に立てれば嬉しいです。本記事をお読みになっていただきありがとうございました!